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配光データに基づき分かりやすく光のシュミレーション!
デザイン提案の中で一番イメージを伝えづらいのが光の雰囲気。そこで私共がご提案するのは、実際に使う照明器具の配光データから実際のイメージパースを作ります。
例えば、下記の四枚のパースを見てください。どれも同じ空間や素材なのに雰囲気が変わって見えます。

照明のポイントとしましては、4箇所の照明計画の検討です。light1.客席上部の間接照明(シームレスライン/2800K)
light2.ソファ後ろの間接照明(シームレスライン/2800K)
light3.テーブルのスポット照明(ハロゲン型LED/中角/2800K)
light4.通路のスポット照明(ハロゲン型LED/中角/2800K)

A案(light1+light2+light3+light4)全ての照明が付いているので、客席周りは照度は十分明るい。
しかし、天井の仕上げの明度が低いため印象としては落ち着いている。

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B案(light1+light3+light4)下部より上部からの光が多いので、昼間向けの照明計画。テーブルまわりがフラットな光となり、住まいの配光分布に近い。
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C案(light1+light2+light3)客席に光を集中し、より客席を目立たせた配光計画。席に着くと賑や盛り上がりのある空間。

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D案(light2+light3+light4)アッパーライトのほうが多いので、夜の雰囲気を作り出します。ポイントの光のみを落としているので、お話やお食事に集中するディナーにはピッタリです。

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空間の雰囲気や素材感を活かすには、光の質がとても重要。色温度、演色性Ra、強さ、照射角度などが影響をあたえていきます。それ以外には、グレアといった光源が目に入ると眩しく不快感を感じる減少の軽減もあります。
このようにシュミレーションを行う事で、出来上がってからイメージが大きく異なることもありません。私共もより良い空間デザインの為に役立ちます。

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