光のバランスは大きく変えることで、演出性や明暗をつき、心地よさと空間の質が居心地を向上させています。 「昼は景色を、夜は客室」 夜になると、外の景気が暗くなり、客室が光で浮かび上がります。滞在している昼から夜までの変化を味わえる客室にすることで二つの思い出となり、リピート客にも繋がっていきます。 そこにアートを取り入れストーリー性を加えています。そうすることで、ホテルとしての特徴を出しやすく、泊まられたお客様も印象に残りやすくなります。スマホでの写真も撮りやすいポイントを作っていますので、口コミが描きやすく拡がりやすいです。
昼は景色を、夜は客室
自然アートに囲まれた茶室
入口から入ると、漆黒の中に「自然の書」のみが浮かび上がるように計画しています。その後、靴を脱ぎ客室へ入る扉を開くと、目の前に広がる下田の海の景色が拡がっています。暗い空間から明るい空間へのギャップは、明るいものをより強調させます。 床の間にあたる場は「書の庭」を表現しています。自然に囲まれた茶室のような体感を味わえます。 昼は、両サイドの壁面デザインはシンプルに景色を引き立てています。 夜は、客室内の光のデザインで「書のアート」が浮かび上がります。
- 所在地
- 415-0013 静岡県下田市柿崎3−8
- 施設内容
- ホテル
- 委託業務
- 空間デザイン、基本設計、実施設計、設計監理
- 面積
- 40.16㎡
- コスト
- 10,000,000万円(※設計施工参考金額、時期により異なります)
- 期間
- 4ヶ月(現調〜竣工)