入口入った壁に間接照明を上下に入れ壁と足元を照らし、店内へと誘導しています。厨房背面壁に書かれた「鳥」の書のみに目がいくようそこだけに光を集めています。マテリアルも周りの壁は黒に対して、「鳥」の書の壁と天井は白で、漆喰で仕上げられています。厨房内の照明は極力減らし、客席の光もれで作業をする配灯にしています。雑多な印象を極力減らすためです。
鳥をメインに
アプローチにこだわりを
地下から店内に入って席に座るまでのアプローチを楽しめるように意識しました。地下へおり、前庭を通り、店前にチラッと中が見えます。店内に入ると、頭より少し低い壁があり、奥のカウンターの雰囲気が伝わり、カウンターが正面に構えています。 奥には、日本酒が置かれた蔵があり、そこを通ってトイレがあります。厨房はオープンキッチンのL型カウンターと完全に仕切られたバック厨房の2つに分けられています。L型カウンターの中心には焼き台。その後ろにクラフトビール、背面に日本酒があります。
- 所在地
- 180-0006 東京都武蔵野市中町1-19-8 シティハイツ武蔵野地下1階
- 施設内容
- 焼鳥
- 委託業務
- 空間デザイン、設計、設計監理
- 面積
- 78.19㎡
- コスト
- 21,000,000万円(※設計施工参考金額、時期により異なります)
- 期間
- 4ヶ月(現調〜竣工)